38:篝火

という事でクリスマス文(ぇ
どうぞお好きなCPに当てはめてお読みください。
私的には幼少ピオジェかルクアシュかロイゼロでどうにか当てはまるように書いたつもり。ルカスパは…立場逆転なら当てはまる…かな。
まぁ細かい所に無理はあるが。

今回は別のところでも載せたためこんな抽象的な文になりました。
つーか捨て身だな私(笑

取り敢えず短いです。
スクロールどうぞ。













ゆらゆらと揺れる炎はその鮮やかさとは裏腹に柔らかな暖を与えてくれていた。
それは比較的小さな暖炉。しかし小さなこの部屋を暖めるには十分。


「暖かい」


暖炉の前にこれまた小さな椅子を置いて、その柔らかな暖をのんびり受ける。
手に持っている本のページをめくる音と薪が燃える小さな音だけが部屋の中に静かに響いた。
窓の外には雪が静かに降っている。


「偶にはこういうクリスマスも悪くないだろ」

背後から聞こえる声に耳を傾ければ、彼は優しく笑った声でそう言った。


窓の外には雪が静かに降っている。