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日記兼短文落書置場..........。

日記だったり短文や絵を載せたり等々何でも賄えなノリで。

2024'05.17.Fri
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2013'05.03.Fri
ということで更新しました。
まあ今までの日記にあった文章をログに移しただけですけど。

もう更新しなさすぎて2年近く前のやつも格納してあったりします・・・(苦笑
あと本格的にスマホ経由で更新してるので一部おかしかったりするかもしれません。
まあ更新自体はftpでするだけなんで、htmlファイルのタグ打ちが辛かっただけですが。


とりあえず、やる気がでたら何か文章は書きたいと思います。
ハーツはもうクリアしているので、その辺か前に言っていた長編ゼロス君話かなぁって感じですね。
まあやる気がでたらですけどね(苦笑

相も変わらず、なま暖かい目で見ていただければと思います。

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2013'03.06.Wed
どうもみなさん久しぶりです。生きてます。
・・・もう毎回の挨拶ですよね。

とりあえず現状のご説明を。言い訳ですが(苦笑

ここでも度々言っていましたが、私は今年度から社会人になったんです。
今までの堕落した長い学生生活が終わってしまったわけです。
運良くさしてブラックな職場では無いのですが、まあ疲れるのは変わりないわけで。
わざわざ自宅帰ってから二次創作をやる気力もあまりなくなり。
スマホのおかげでPCを起動せずともお気に入り巡りが捗るためにサイト編集からも遠ざかってた訳です。
あ、でもゲームだけはしてます(苦笑

まあ、決して二次創作を見るのをやめたわけでは無いんですが、頻度も減りましたし、やっぱり見るのと作るのは別物ですからね。
妄想だけはいつも渦巻いておりますが!(笑

ただまあ、このままじゃいかんと思い立ってスマホにアプリ積みまくってサイト更新してみようかと、久しぶりにここに至った訳です。

とりあえずまずは放置してた日記の文章をログに移すとこから始めます。
そこでやる気がでれば、近頃長命ゼロスくんの話を書きたいと悶々としてたので、書くかもしれないです。

まあ明日からは当分ハーツRプレイしてると思いますが(笑

とりあえず今まで通り、適当に見てやってくださいませ。


・・・次に書くのはいつになるやら(苦笑

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2012'07.27.Fri
一応I-Rのつもり。でも結構曖昧なんで雰囲気で(苦笑

流血表現注意。暗いです。
しかも中途半端。でもゴミ箱には何か勿体なかったので(苦笑


緊迫した状況の中、唐突に目の前に向けられる切っ先。真っ赤に染まったそれは、間に立つ筈の彼の背中から生えている。傾く銀髪と、その後ろから覗く桃色の髪。何が起こったのか理解も出来ぬまま、再度彼の背中に沈んでいく切っ先をただ茫然と眺めていた。

もうそんな姿を二度と見る事はないと思っていた筈なのに。
自分はもう彼を傷付けないと、誓った筈なのに。


直後響き渡る悲鳴に我に返って彼に駆け寄れば、止まる事無く溢れ出る血が地面を染めていた。その色をこれ以上見たく無くて、思わずその身体を抱きしめる。
己の腹を濡らすそれは、あの時とは違って、とても熱かった。



あの時、自分は彼の身体を己が貫く音を、ただ虚しく感じていた。綺麗だと言われたその刃を、彼の血で赤く染めながらも、その熱を感じる事は無い。どれだけ心を通わせても、所詮只の道具に過ぎない身。どこかで感じていた嘆きも、仕方ないと片付けて。
彼自身の手でこの身を折られて道具の生を終われることを、救いとさえ思いながら永い眠りに就いた。

もしも人として生まれ変わる事が出来るのならば、今度こそあの誓いを果たして、彼を守り続けたいと願いながら。




目の前のベッドの中、まるで死んだように深く眠る彼の姿に、また繰り返すのかと頭の中で声が響く。倒れ込む彼の姿を見た瞬間、それまで靄が掛かっていた記憶が、一瞬にして甦った。

誰が自分を彼に向けたのか、そこまでははっきりとは思い出せなかったが、想像は付く。彼女は今度はそんなことはないとわかっているけれど、それでも胸騒ぎは収まらなかった。

自分は彼の剣になるとまた誓ったはずなのに、また護ることは出来ないのだろうか。


「…なんて顔してんのよ、スパーダ」
「……テメェが言えた義理かよ」

ゆっくりと部屋に入ってきたイリアが、不機嫌な顔に心配を隠しながらそう声を掛けてくる。人知れず泣いていたんだろう、目元は赤く腫れていた。
それを見た俺の返事に小さく、フンだと呟きながら顔を逸らす。けれどすぐに彼に向き返り、その様子により顔を不機嫌に染めて、横に座った。



選択制お題より。
配布元:Abandon



このあとルカ君が目覚めて安堵するスパーダとイリアなんだけど、放置も甚だしいので上げました。
最初はいちゃいちゃしたルカスパを書きたくて打ち始めた筈なのに、気が付けばこれだよ!(苦笑

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2011'10.16.Sun

先日設定だけ書いたジラ+アルの話。
15歳ジランドールと6歳アルフレド。あと名前は無いけどアル父が出てきます。完全妄想です。
ゲームに掠りもしない(苦笑
なんか私昔からこういうの好きだよな。別にショタが好きなわけじゃ(ry



録に顔を会わせない兄からその旅に誘われたのは、決して仲が良かったとはいえない義父が死んで自分が当主になってから半年も経っていないまだ忙しい時だった。
正直言ってそんな余裕は無かったのだが、『本家のお誘い』を無下にしてはいけないのが分家だ。周りの強引とも言える説得もあって、渋々その旅もとい仲良し家族の家族旅行に同行する羽目になった。
なんでもつい先日お披露目されたジルニトラとかいう旅客船の処女航海に参加するらしい。
平和な事だ。きっと兄は繁栄と安定が約束されたスヴェントの本家筋として、どろどろしたこの家の内情も殆ど知りはしないのだろう。義姉とその息子との様子を見れば船内の様子に随分とはしゃいでいて、自分とのあまりの差に歯軋りした。
「ジランドール、やはりあまり乗り気じゃなかったかい?」
「……そんなことない、ですよ」
人のいい兄はそんな俺の様子をやはり気にしていたようで、心配したような顔を向けながらそんな事を言う。全くもってその通りだ、なんて言える訳が無いだろう。あんたは俺をただの弟として見てるかも知れないが、俺は違うんだ。
きっと俺の考えてる事なんて気付きはしないんだろうな、なんて苦々しくそんな兄の顔を眺めていれば、ふと服の裾が何かに引っ張られた。
「アルフレド」
そう兄が呼んだ方を振り向けば、そう年は遠くないがまだまだ小さい甥が、小さな手で俺の服を掴んでいた。それを離すように言えば、びくりと身体を震わせて兄の後ろへを隠れてしまう。
「そう言えば、ちゃんと話をするのは初めてだったね。アルフレド、ジランドール叔父さんだ」
「叔父さんとか、やめてくださいよ、俺まだ15だし…」
「はは、しかし間違ってないだろう。正しい呼び方を教えないとね」
にこやかに笑いながらそういう兄に、何を言っても無駄だろうな、なんて考えながらその後ろの小さな影を見れば、少しだけ顔を出して俺の方を見ていた。
なんて何も知らない顔なんだろう。思えば6歳なのだから知らなくて当然なんだが、その時はそんな風にしか思えなかった。
何も知らない無垢な顔で、瞳でただじっと眺めてくる子供に、早くから荒んでしまった自分が責められているようで、仕方が無かった。

 

船が、いきなりの津波に飲まれ、何処だかも分からない海の真ん中に取り残されたのは、それから数時間後のことだった。

 

続く?


選択制お題より。
配布元:Abandon


ジランドールの口調どうしようか結構悩みました。
アルフレドが全く喋ってない(苦笑

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2011'10.12.Wed
ジュアル馴れ初めじゃないけど、そんな感じのつもり。
暗いしなんか病んでるし暴力表現ありなんで注意。例の如くエロくはない(笑
いつもなら星つけないレベルだけど新規さん多いんで。多分ログ収容時には星消えます(苦笑


避けきれなかった拳が頭に当たり、思わず地面へと崩れ落ちた。ぐらぐらと揺れる視界に、朧気な黒い影が映る。気が付けば押し倒されたまま、為す術もなく殴られ続けていた。情けない、ただそれだけが頭をぐるぐると回る。無性に泣きたい気分だ。
そんな俺を知ってか知らずか、目の前の少年は琥珀の瞳に憎悪を滲ませながら拳を振り続けている。その表情に思わずぞくり、と背筋が震えた。何故か、なんて考えたくもない。浮かび上がったその感情に、今は気付かない振りをするしかなかった。
自分自身を誤魔化す様に、そんな顔も出来るんだな、などとどこか遠くで思いながら、虚しい痛みにただ耐えていた。



歪んでいる。いや、歪んでしまったと気付いたのは何時だっただろう。目の前で揺れる琥珀の瞳に、あの色を、感情を探すようになったのは。
あの時以降芽生えてしまった感情をひた隠しにしながら、あの旅を続けていた。けれど隠せば隠すほど、自分の中で渦巻くそれは大きくなっていって、気が付けば無意識でも彼を目で追うようにまでなっていた。
知らぬ間に大人になってしまった彼に、未だに大人になれずにいる俺が縋るなんて、なんて情けない話だろうか。けれどあの瞳に、俺にはないあの強さに、縋りたくて仕方なかった。

歪んでる。歪んでしまっている。こんな俺は、許される事は無いんだろうな。


「一体、何を考えてるの?」
冷たい琥珀色が俺を突き刺して、冷めた言葉を吐く。背筋が震えるのを堪えながら、その色を眺めていた。
「アルヴィン、答えてよ」
歪む瞳がとても綺麗で、ただぼんやりとそれを眺めていれば、痺れを切らしたのか、殴る事に慣れた細いけれどごつごつした指が首筋を覆う。ねぇ、と問う声に合わせて、それはゆっくりと力が込められていった。
「は、…じゅ、…ど…!」
酸素を求めてぱくぱくと口を開く姿はさぞかし滑稽な事だろう。でも彼の指が触れるこの瞬間は、とても貴重なのだ。彼の視線が俺に向けられる唯一の瞬間でもある。
例え理解されなくても、この時確かに俺は幸福なんだ。たとえ報われなくても、歪んでいても、俺は。


意識が途絶えるその瞬間、一瞬だけ見えた彼の顔はまるで泣き出しそうな顔だった。



涙を滲ませながら気絶した彼に、小さく溜め息を吐く。頬に零れた涙を優しく拭って、触れるようなキスを贈った。

彼が歪んだのは何時だろう。僕が歪んだのは何時だろう。

気が付けば彼はとても脆くなっていて、自分無しでは生きられないほど依存していた。何が彼をそうしたのか、僕には分からない。ただ縋るような視線が日に日に増えていったのは確かだった。
彼は酷く弱かった。失うことを怖れて、それでいて触れることも怖れていて。
縋り付く指が触れる前に空を切って離れる。その度に泣きそうな顔をしておきながら、その先に進もうとはしない。
気が付けば、そんな彼の手を無理矢理掴んで、組み敷いて、怖れていた触れ合いを強要していた。

その先にあったのは、歪んでしまった関係だけだ。
こんなもの、望んでなんか、居ないのに。

「ねぇ、本当に、これで幸せなの?……アルヴィン」

決して届きはしないその呟きは、虚しく消えた。


選択制お題より。
配布元:Abandon


狙ったつもりはないのに2人ともちょっと病んでしまった・・・。
病んでる話が好きなんですすいません(苦笑

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