2007'07.01.Sun
結構前に書いてたルクジェというかルク+子ジェ
続きそうですが
続きません(爆
でも掘り出したらなんか続き書きたくなったかも。
続きからどうぞ
続きそうですが
続きません(爆
でも掘り出したらなんか続き書きたくなったかも。
続きからどうぞ
締め切った扉の中に在るのは静寂だけ。殺伐とした部屋の主は黙々と読書に励んでいた。
その姿は日頃自分が見ているものと何等変わりは無くて、この頃から変わらないんだな、と少しだけ嬉しくなった。
このまま見ていてもどうにもならないだろうと、一度部屋を後にしようとした時だ。ふと読んでいた本をぱたりと閉め、こっちを見つめる。
見慣れた真っ赤な目では無く、少し赤みがかってはいるが茶と言える色が己を映す。
「……何者だよ」
しっかりと瞳に映っている己に狼狽しつつ早急に立ち去ろうとすれば、一言。
間違いなく己に掛けられた言葉だろう。
あれ、嘘、なんで?
今置かれる状況の有り得なさに慌てつつ、一応聞かなくていけないだろう台詞を恐る恐る問い掛ける。
「……俺、見えてるのか?」
それを聞いた瞬間怪訝そうにこちらを眺める赤茶色。ああもうこれは肯定だよなあどうしよう。
ローレライの嘘つき、と小さく呟いた。
その姿は日頃自分が見ているものと何等変わりは無くて、この頃から変わらないんだな、と少しだけ嬉しくなった。
このまま見ていてもどうにもならないだろうと、一度部屋を後にしようとした時だ。ふと読んでいた本をぱたりと閉め、こっちを見つめる。
見慣れた真っ赤な目では無く、少し赤みがかってはいるが茶と言える色が己を映す。
「……何者だよ」
しっかりと瞳に映っている己に狼狽しつつ早急に立ち去ろうとすれば、一言。
間違いなく己に掛けられた言葉だろう。
あれ、嘘、なんで?
今置かれる状況の有り得なさに慌てつつ、一応聞かなくていけないだろう台詞を恐る恐る問い掛ける。
「……俺、見えてるのか?」
それを聞いた瞬間怪訝そうにこちらを眺める赤茶色。ああもうこれは肯定だよなあどうしよう。
ローレライの嘘つき、と小さく呟いた。
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