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日記兼短文落書置場..........。

日記だったり短文や絵を載せたり等々何でも賄えなノリで。

2025'05.10.Sat
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2006'03.10.Fri
「…あれ?アッシュ…起きてたんだ」
気が付かなかった、とそう言うルークにアッシュは怪訝な顔をする。
何事も無いように振る舞うルークは、アッシュからすれば今にも泣きそうにしか見えない。
「おい…何があった?」
おかしい、そうとしか思えないアッシュは聞かずにはいられなかった。
「別に……何でも、無い」
ルークが向けたのは無理矢理の笑顔。アッシュは自分が腹立たしい気分になっていることに気付いた。
「何でも無い訳ないだろうが!!見え透いた嘘付いてんじゃねぇ!」
いきなりの大声に驚いたのか、ルークは少し目を見開いて口を開くも、弱々しく、嘘じゃねぇよ、とそれだけ呟いて。
余計に腹立たしくなったアッシュは静かに呟く。
「……そんな顔で、何も無い筈無いだろうが」
この腹立たしさはルークに向けたものではなかった。そうそれは、何も話しては貰えない自分に向けた…。


ルークからすれば目の前のアッシュは、泣きそうだった。
なんだか酷く悪い気がして、それでも、直接これを言ってしまったら本当に、アッシュが消えてしまいそうで。
「……ごめん」
ルークは小さく呟いて、そのままアッシュを抱きしめた。
消えてほしくない、このまま。

背中に小さな温もりを感じながら、そのままアッシュを押し倒した。



全てが済んだとき、二人は。










あとがき
私はEDは意識アッシュの身体ルークだという公式?のやつを推奨してます。
でも、至るサイトで見る色んなEDはそれはそれで好きだったりもします。

救われるのも救われないのもどっちも大好きなので。

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