04：悪食

BASARAで信光で本能寺。
今信光がひそかにマイブームなんですよ（笑

だって、あの裏切り者で有名な明智光秀の幼名が、桃丸、だなんて………！
もう色んなギャップに可愛さ増大です。

幼少信光が書きたくてしょうがない！


続きからどうぞ

燃え上がる建物は一面を朱に変えていて、まるでさながら地獄図のよう。
「ふん……魔王の名には相応しい、か。是非も無し」
逃げ道を塞がれ取り残された様は滑稽な事。しかしそれも

「私を待っていて下さったのですね、信長公……」

この憐れな狂い人への手向けか。

「信長公……私はずっとこの瞬間を待ち侘びていました。貴方を美味しく戴けるこの瞬間を」
ゆらゆらと揺れる炎と同じ様に、ふらふらとゆっくり近づいてくる。
両手に握られた二本の鎌が妖しく光った。

「……信長公、私は」
「……光秀」


ああ……信長公。私は

「殺したいほど、貴方を愛しておりましたのに」