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日記兼短文落書置場..........。

日記だったり短文や絵を載せたり等々何でも賄えなノリで。

2025'05.10.Sat
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2008'10.24.Fri
まるで吐息から何から奪うかの様に、熱い咥内に舌を伸ばして深く貪る。何度も何度も違う角度からそれを繰り返せば、隙間から漏れる苦しそうな呻き声。色気の欠片も無いその声も、今は興奮を煽るものでしかない。それさえも飲み込む様に口を塞ぎ続ければ、弱々しく胸を叩かれ漸く解放した。
ゆっくりと顔を離していくと次第に見えてくるのは生理的な涙に頬を濡らす彼。この姿が何とも扇情的で、だからこそ何時もぎりぎりまで貪るのを止められないのかも知れない。何時もは胡散臭いおっさんでしかないのに、何故こんなにも変わるのか。これが彼に溺れる理由なんだろうけど。
「は、……ちょ、…ゆー、り」
咎める様に俺の腕を掴んで来るけれど、その手には殆ど力は入っていない。易々とその手を引き剥がしてシーツに押さえ付けた。焦ったり恥じたりと変化の激しい彼の表情を眺めながら、手早く上着を脱がせていく。シャツ越しに心臓魔導器の魔核に触れれば、ぴくりと身体が揺れた。
人外の鼓動は速いペースで脈打っていて、余りに顕著なそれに笑いながら彼の顔を見れば、面白いくらい真っ赤に染まっている。年齢を忘れてしまいそうな位の初々しい少女の様なその様子に、愛しい気持ちが込み上げてくる。彼を護ってやりたい、と。
「………、レイヴン」
何時しか固く閉じられていた瞼に優しく口付け、睫を濡らしている涙を舐め取りながら静かに名前を呼んだ。微かに開かれた瞼から翡翠が垣間見える。
それはまるで宝石の様に綺麗で。

「愛してる」

そう言って、見開かれたそこに啄む様に優しいキスを降らせた。





「強請れば与えられますか。」

選択制お題より。
配布元:Abandon






甘いユリレイを目指してみた。

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