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日記兼短文落書置場..........。

日記だったり短文や絵を載せたり等々何でも賄えなノリで。

2024'05.17.Fri
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2011'11.27.Sun
やっぱり更新履歴が億劫だ(苦笑
いや、あとでちゃんと直しますけどね。
なのでここで久し振りに更新履歴もどきをしようかと思って。

拍手お礼ですが、久し振りに文章で更新しました。
いや、会話文なんで文章じゃないか(苦笑
ただキャラが喋ってるだけのチャット形式です。あえて状況描写類は一切書かないある意味縛りプレイ(笑
あんまり書かない文体なんだけど、時々書くと気楽で楽しかったりする。

今回はジュアル1つしかないけど、書けたらロイゼロとかルクアシュとかピオジェとかユリレイとかアレシュとか、つまり今までサイトに載せてきたようなCPで、日常っぽい会話文をやっていきたい。
もちろんジラアルも(笑
まあいつも比較的堅苦しい文章書いてるから、息抜きみたいな感じです。

何も考えてないけど、拍手でコメントくれたら続きとか自由にやっていきたいな。

イラスト類はペンタブ買い換えられたらですね。

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2011'11.26.Sat
前に書いたジュアルの一場面を拡げてみた。
最初は普通に始まったのに、書いてる内になんだか随分ジュード君が暴走して、気が付けば二人とも狂気じみた真正の変態になってしまった(汗
文章の一人歩きまじ怖い…。
なので前回のジュアルよりもあれな作品になってます。注意。






戦闘では後衛を護るために僕やアルヴィンなどの前衛は一緒に行動する事が多い。
必然的にリンクをする事も多くなって、各々の能力を発揮する機会も多かった。
僕が倒れた彼を助けることは沢山あったし、勿論彼に敵の防御を崩して貰うことも沢山あった。
その度に僕は彼に感謝していたし、彼だって同じなのだろうと、思っていた。
ミラが居なくなったあの時までは。

彼を完全に許したわけではない。全てを受け止めた訳でもない。
ただ、止まっているんじゃなく、進んで欲しいと思って、僕達は一緒にいたのに。


「アルヴィン!……大丈夫?」
いつもと同じ、気が付けばリンクをして共に戦っていた。前に比べると確かに少し気まずい雰囲気はあったけれど、戦闘が始まってしまえばそうも言ってられないのも現実だった。
だから僕は前と変わらずに、リンクしていたアルヴィンが倒れれば、すぐに察知して駆け寄って治癒功を施す。
そこに何の疑問も抱かなかった。

「ほら、立てる…?」
そう言って伸ばした腕は、前なら力強く握り返して貰っていた。けれど今はその腕は虚しく空を切る。
「……あぁ、サンキュ、世話掛けたわ」
そうまた同じ台詞を吐いて、視線を逸らされる。そのまま何事も無かったように立ち上がり、大剣を片手に戦場に向かっていく。

その背中を眺めながら、思わず、唇を噛み締めた。



「アルヴィン」
宿に泊まり、みんなが眠りに入ろうとすると、決まって彼は宿を抜け出し朝方まで酒場で過ごす。
最初はそんな彼を大人だなんて思っていたこともあったけど、今は全然そんなものじゃなかったと気付いてしまった。
結局、彼は拒絶されるのを怖がってる。大人ぶる彼だからこそ、そんな大人らしくない気持ちを酒でごまかしているんだと、分かってしまった。
彼は酷く脆い存在だと、知ってしまった。
「今日も、行くの?飲み過ぎは身体に良くないよ」
「……何だよ優等生、今更お説教か?大人には大人のお付き合いがあるんだよ」
「大人なら節度を保って飲むものだよ、アルヴィン」
それでも、いつもなら毎度の事だと咎める事もなく見逃していたのだけれど、今日だけは違う。
今日はどうしても確かめたい事があった。このまま有耶無耶にしてしまったら、いけない気がしてならなかったんだ。
「……おい、ジュード?」
そんな僕の雰囲気を察したのか、彼は宿を出る足を止めたまま怪訝そうに僕の名を呼ぶ。
そのまま顔をのぞき込もうとして、止まり、戸惑った表情を浮かべながら、視線を逸らした。

ほら、また、だ。

また交わされない視線にちくりと胸が痛む。これが悲しみから来るのか、それとも苛立ちから来るのか、もしくは両方なのか、まだ僕には分からない。
それを確かめるためにも、その理由が知りたかった。
「ねぇ、アルヴィンは、まだ僕になんか隠してるの?」
ぴくりと、その大きな肩が揺れる。下げられた視線も左右に大きく揺れて、動揺しているのが一目瞭然だった。
それを咎めるように真っ直ぐな視線を向けて、もう一度名前だけを呼べば、びくりと一際身体を揺らして、怖ず怖ずと視線が交わされる。
まるで泣きそうな顔が、そこにはあった。

どうして、君がそんな顔をするの。
そう思ったのも束の間、彼はその身を翻し部屋の扉へと向かう。この状況から逃げようとする彼の腕を咄嗟に掴んだ。
「……離してくれよ、ジュード」
「嫌だよ。……最近のアルヴィン、なんかおかしいよ。前ならこういう時に何も言わずに逃げたりしなかったよね?」
一層近付いて彼の表情を下から覗き込めば、さっきと変わらない顔で、まるで縋るように僕を見てくる。
それなのに、必死に僕の腕から逃げようともしている。顔と行動がちぐはぐだ。
「何を、考えてるの……?」
「っ、……なんでも、ねぇよ」
「嘘、言わないでよ」
「ジュードには、関係ない」
そんな顔をして、何を言ってるんだろう。
そう思った瞬間、無意識に腕に力が籠もっていて、気が付けば彼を床に引き倒していた。
一瞬驚いた顔をして直ぐ様起きあがろうとした彼を、上から押さえることで妨げる。
どこかで見たような光景だとぼんやりと思っていた。そうだ、ハ・ミルでのあの時の。
「ねぇ、この体勢って身覚えない?」
「っ……!」
「あんまり力業はしたくないんだけど、答えてくれないなら仕方ないよね」
彼を見下ろしていれば、そんな言葉が自然と口から出る。これでは正に脅し文句だ。
僕自身、その行動に驚いていた。けれど、下で微かに怯えた表情をする彼に興奮を覚えているのも、確かだった。
あぁ、これはそういうことだったんだ。
感じていた違和感の理由に漸く気付いて、思わず口元がつり上がる。それに更に恐怖を感じたのか、息を呑む音が小さく部屋に響いた。
「ねぇ、アルヴィンは僕の事嫌いなの?」
「い、っ……!」
そう問い掛けながら、腕を掴む手のひらに徐々に力を込めていく。
ぎりぎりと骨が軋む音の間に抑えた悲鳴が混ざって、その様に一層興奮した。
けれど、今本当に聞きたいのはこんな声じゃない。
「答えてよ。ねぇ、触りたくないくらい、逃げたいくらい、泣きたいくらいに僕が嫌いなの?それとも、また裏切るの?」
手のひらに込めた力を一層強めながら、今なお視線を逸らそうとする彼を真っ直ぐに見つめる。逃げる隙なんて、与えないからね。
有無を言わさないその状況での詰問に、彼は泣きそうな顔を浮かべて、小さく呟く。
「ち、ちがっ……」
「何が違うの?」
極めて冷えた声色でそう返せば、堪えきれなくなったのか歪んだ瞳から涙が零れた。
流石に少しやり過ぎたかと思ったけれど、明確な答えをまだ聞いてない。
「泣いてたって、分からないよ」
そう言っても、彼は無言で啜り泣くだけで埒が開かない。痺れを切らして仕方無く、押さえつけていた腕を解放した。
するとただ悔しそうに泣いていた彼が、一瞬驚いて寂しそうな顔をする。その顔に、彼が必死に隠してるものの片鱗を見た気がした。
「アルヴィン」
僕がそう名前を呼んだ時には、もうさっきまでの悔しそうな顔しかしていなかった。
それが逆に悔しくて、またその顔を引き剥がしたくて、思わず、晒されていた首筋に腕が伸びた。
ひゅ、という音と共に喉が動き、それを抑えるように指先に力が籠もる。
これは流石に駄目だ、と頭の中で警鐘が鳴り響いていたが、その時の彼の顔に、どうしても止めることが出来なかった。

なんで、そんなに嬉しそうなの、アルヴィン。

その顔に浮かんだ狂気に、ぞくりと、背筋が震えた。



気付けば、意識と共に彼は果てていて、その彼の姿に僕自身も無意識に果てていた。
もうとっくに、僕も狂気に飲まれていたんだろう。
意識を失った彼の、赤黒く染まった首筋を撫でながら、その愛おしさに小さく笑った。




選択制お題より。
配布元:Abandon


長い時間かけて書きたいこと詰め込んだら、まとまりがなくなってしまいました(汗

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2011'11.10.Thu
当分碌なもの上げないでいたらカウンター落ち着いてきましたね。
むしろ私はこれぐらいで細々とやって行きたい(笑

結局は書きたい文を垂れ流してるだけですしね、なんかいろいろやってきたなぁって自分に向けた倉庫みたいなものでもあるの。
だから昔のものも残したままだしね。
これが本当にもう晒しておけない、って思うまではここは消えない気がする(苦笑

前も言ってたけど、私は文より絵の方が思い入れというか重きを置いてるから(出来不出来は別)、文は晒して絵はすぐ消すんだと思うの。
本当は文で書いてる内容で、漫画が描きたいんだもん!
それが成せない、というかやろうとしても思ったようにいかなくて嫌になるから、せめて文でって感じでのこしてるのかなぁってよくよく思う。
昔の文見て時々、やっぱり漫画にしたいなこれ!とか思ってるし。

なんでこんな話になってるんだろうか(苦笑

とりあえず。
ゼロジェゼロを近々upしたいんだけど、昔の文章を書き直すというか、表現を変えるというか、そういうことをしたいと思っております。
勢いで書き始めたあれだから、今後繋げたい書き方に今までがあってないんだよね。
でも上で言ったように、結局は垂れ流してるものだから、そこまで直すのもどうしようかなぁ、なんて思ってたりもする。
結局今後表現したいやり方も、少しすれば違うかなぁって思うかもだし。
漫画で一冊の本にしておしまい!ってしたいのが本音だけどね。

なんかこんだけ書いた長編が他には無いから、もったいなくてやめられないだけなのかもしれないけど。
あとはゼロス君への愛もあるけどね。
大佐に対する愛は、正直書き始めたときより少なからず薄れてるのは確か。
もちろんピオジェとかルクジェとかディスジェとか今も好きなんだけど、大佐の動かし方が分からなくはなってるんだ。
そんな状態で進めても、なんかそれが見え隠れしそうで怖い。
だから、さっぱりした文章に変えて、すぱっと終わらせたいなぁ、と。

そんな事言って、また上げるのはいつになるのか、って感じですよね(苦笑
今年中に、何か上げられるようには頑張りたいと思います。

ジラアルはとっても熱いんだ。でも読み専でも良いんだ。だからもっとサイト様増えてくれって切実に思います。本当に。

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2011'11.01.Tue
ハロウィンでなんか書こうと思ってたんです。
皆集合絵とかトリックオアトリート的な小説とか考えてたんです。
気が付いたらもうハロウィン終わり掛けてたんです(汗

勢いで急いで魔女っぽいミラ様描きました。鉛筆画で申し訳ない・・・。
このあと色塗ったらピクシブに上げます。
・・・本当はアルヴィン描きたかった。でもおなごの方が早く描けるんだよ・・・!

あと、前に書いたジュアルの一部を拡げてみた文を書こうと思ったんだけど、不意に漫画で表現したくなったから漫画で書くかもしれない。しないかもしれない(笑

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2011'10.19.Wed
そういえば前にピクシブのイラストサイトにまとめるとか言ってたんだっけ、忘れてた(苦笑
時間あったらまとめます。ついでにピクシブ整理もしたい。
あと正直ピクシブに上げるには落書き過ぎるものがまあまああるんで、どうにかしたい。勿体無い気がしてしまうの、落書きだけど(苦笑

あ、あと今更ながら15万もとい16万打祝でリクをやりたい気もする。むしろ17万打まで待ってそれでやった方が良いだろうか?
個人的には10万打でやったし15万打祝でやりたかったりもするんだけど(苦笑
まあまた改めて考えます。


文は長命ゼロスで先日書いたネタを踏まえた話。多分前の続き。
多少説明台詞が多いです(苦笑



かちゃかちゃと、手慣れた手つきで何かを弄るその少年の後ろ姿はあの頃の彼とそっくりで、それを椅子にもたれ掛かりながら見ている自分も相まって、まるであの頃に帰ったみたいだった。
この少年は、気持ち悪いほどに彼と似ていた。今までの「彼ら」は名前どころか見た目も性格も彼とは違っていた。まさに別人だったのだ。
だからこそ、深く関わることも無く傍観を尽くしてきた。昔、初めて新しい彼に会ったときの絶望感を、もう感じたくはなかったから。
それなのに、この少年は見た目も性格も、更に名前までもが彼とそっくりで、気が付けば傍観を止めていた。
声を聞いた時には思わず泣きそうにさえなった。もう、どれほど昔かも覚えていないのに、俺はお前を忘れてなかったんだと思えて、嬉しかったんだ。

「出来た!」

嬉しげな声と共にその後ろ姿が揺れて、すぐさま声に似合った笑顔を浮かべながら少年が振り返る。その手には小さな黒い箱が握られていた。
「お疲れー。で、何なの、それ?」
確かここ十数年ほどになってよく見かける様になったものだ。何か役に立つ物なんだろうが、随分昔に人の文化に付いていくのを止めたせいで殆ど知らない。案の定そう言った俺を少年は驚いた顔で見ていた。

「何って、黒匣だよ。もしかして、ゼロスは見たこと無いのか?」
「見たことはあるぜ、でも何に使うもんなのかは知らねぇのよ」
「へぇー、珍しいな。もう誰でも知ってるもんだと思ってた」
「どーせ俺様は物知らずだよ」
「拗ねるなって。これは俺達でも精霊術が使える様になるもんなんだ。これが開発されて随分と便利になったんだ
よ」

精霊術。かつてエルフの血筋が使っていた魔術が形を変えて、この時代でも使われていた。一時期途絶えた魔術も、結局は人の世に必要だったってことだ。
けれどいつの間にかエルフの血筋は随分と薄れた様に思える。エルフの存在自体がもう認識されていないのだ。だからこそ、誰でも精霊術が使えるそれが必要って事か。
「便利、ねぇ…」
今まで何度もその言葉に躍らされて人は滅んできたのを、俺は知っていた。
俺達がかつて行った旅も、結局無駄になったことも。
そういえば、人の文化に愛想を尽かしたのも、その頃だった気がする。
「で、何でそれをロイド君が造ってたわけ?」
「何でって、学校の課題だよ、言わなかったか?」
「あー…例の宿題ってそれのことか」
そうなのだ、この少年には唯一彼と違うところがある。勤勉、なのだ。無論それは彼に比べればというだけで、この発展した世界においてはきっと普通なのだろうけど。
そんな些細な違いに、やっぱり彼ではないんだな、と寂しくなる。

分かっていても、どうしても、ロイド、お前の姿を探してしまうんだ。


選択制お題より。
配布元:Abandon


時期的には黒匣が開発された頃。なのでゲーム中で言うマクスウェル派もエレンピオスに居た時代という設定で。
色々独自設定考えてあるんで、前に書いたネタにあとで追加しとこうと思います。

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