2007'08.04.Sat
コレゼロでなんかゼロス弱り気味。
元々あまり考えずに文章は書く方ですが、今回は完璧に直感に頼った文になってます。
だから小説っていうより詩に近い感じかと。
私は直感だと比喩ばかりの文になってしまい、読者には優しくないですよね。考えて書いたのはそれはそれで堅苦しくなって感情が入り切らない感じがいつもします(苦笑
ちょうどいい感じの良い文が書けるようになりたいわ。
とにかく、今回は深く考えずに雰囲気で読むことをお勧めします(笑
続きからどうぞ
元々あまり考えずに文章は書く方ですが、今回は完璧に直感に頼った文になってます。
だから小説っていうより詩に近い感じかと。
私は直感だと比喩ばかりの文になってしまい、読者には優しくないですよね。考えて書いたのはそれはそれで堅苦しくなって感情が入り切らない感じがいつもします(苦笑
ちょうどいい感じの良い文が書けるようになりたいわ。
とにかく、今回は深く考えずに雰囲気で読むことをお勧めします(笑
続きからどうぞ
ふわふわと揺れるのはまるで幻想。
冷たく突き刺さるのは酷な現実。
眼を開ければ夢は一瞬で消え去ってしまうのだろう。臆病な自分は瞳を開けるのを止めてしまった。
「……どうしたの」
心配そうな、しかし柔らかな声が前から降ってくる。ゆっくりと眼を開ければ、眼の前には柔らかい金髪に柔らかい笑顔。
全てを受け止める己の半身。そして対極に位置する者。
「コレットちゃん」
曖昧な幻想と酷薄な現実の合間で揺れるのはお互い様なのに、彼女は夢を諦めずにしかし眼を開いている。
絶対に相入れないのに、彼女の手は暖かい。
「ゼロス、泣いてるの…?」
「……」
「心が泣いてるよ……ゼロス」
聖女のような彼女はその名の通り神子の様。そう思った所で、それはやはり唯の幻想なのだと気付く。
彼女も己も変わらない唯の人間だというのに。
「俺は何処から間違ったんだろう」
「貴方は何も間違ってないよ」
暖かい手に縋りながら、柄も無く声を出して泣いた。ゆっくりと頭を撫でるその掌はやはり己とは違って柔らかい。
ふわふわと揺れるのは涙の視界か。
同じ様に五本に分かれた指が絡み合うのは、現実。
PR
Post your Comment
カレンダー
カテゴリー
最新記事
2013
/
05
/
03
(
Fri
)
17
:
37
:
24
)
2013
/
03
/
06
(
Wed
)
22
:
28
:
45
)
2012
/
07
/
27
(
Fri
)
07
:
30
:
39
)
2012
/
04
/
13
(
Fri
)
22
:
29
:
04
)
2012
/
02
/
16
(
Thu
)
02
:
05
:
21
)